




当て逃げ? 被害機に防犯カメラなど寄付
春日井市に加藤建装
犯罪抑止や捜査に役立ててもらおうと、春日井市宗法町の塗装業加藤建装は同市に、防犯カメラ1台と自転車用ワイヤ錠120本を寄付した。
19日に市役所で感謝状贈呈式があり、石黒直樹市長が代表取締役の加藤竜也さん(36)に感謝状を手渡した。
加藤さんは
「会社敷地のフェンスが車の当て逃げと思われる被害に遭い、犯罪を身近に感じた」
という。
「市民に同じ気持ちを味わってほしくない」と、防犯カメラの寄付を決めた。
自転車盗の被害が多いとも聞き、同時にワイヤ錠も寄付した。
寄贈のカメラは、これまで防犯カメラがなかった味美上ノ町ちびっこ広場(同市味美上ノ町)に設置される。
石黒市長は
「安心安全なまちづくりに有効活用していく」
と述べ、春日井署の山岡浩署長は
「犯罪捜査や行方不明者の捜索などにも幅広く役立つ」
と感謝した。
中日新聞 令和7年5月20日 朝刊より引用